群馬県のいちごといえば、全国でも注目されるオリジナル品種「やよいひめ」。県が約10年の歳月をかけて開発したこの品種は、大粒で美しい円錐形、果皮はほんのり赤く、果肉は白っぽくてやわらかく、酸味が控えめで甘みが際立つのが特長です。
「やよいひめ」の名は、3月(弥生)以降まで美味しく食べられることに由来しており、出荷は12月から春先の4月ごろまで続きます。特に冬から春にかけては、果肉の締まりと糖度のバランスが良く、生食はもちろん、スイーツやケーキのトッピングとしても多く利用されています。
主な産地は高崎市・伊勢崎市・前橋市・藤岡市などの平野部で、ハウス栽培によって温度や湿度を管理しながら丁寧に育てられています。栽培者の間では、「実がしっかりしていて傷みにくく、味の安定性も高い」と好評で、関東圏を中心に出荷されています。
また、群馬県内では「いちご狩り」が冬の観光の目玉となっており、1月〜3月には多くの家族連れやカップルがいちご農園を訪れます。摘みたての「やよいひめ」は、市販品よりさらに香り高く、“一度食べたら忘れられない味”と評判です。
やさしい甘さと華やかな香り、食べごたえのある果実感が楽しめる「やよいひめ」は、まさに群馬が誇る“春待ちいちご”です。



